6月4日1号店オープン
天気にも恵まれジャーマンパンケーキがめずらしいのか長蛇の列で順調にスタートしたようです。
ダッチベイビーは¥1280で米国の3割高設定。
ダッチベイビーの原材料は小麦粉・牛乳・卵・砂糖・粉砂糖・レモン・バター・ホイップバターなので100~180円、オーブンを使うだけで手間はパンケーキよりも簡単ですから1280円は結構高値です。オリガミのジャーマンアップルパンケーキが1155円ですから贔屓目に見ても商品価値はそれ以下ではないでしょうか。料理も店舗もサービスも。。。
オリジナルパンケーキハウスがどんな新戦略を見せてくれるのかと楽しみにしていたのですが。。。
欧米の食市場では、今やオーガニック、ナチュラル、ノーGMO、ノーグルテン、ノーMSG、そして高機能性フードを取込んだ市場の再構築が進行しています。
米国のオリジナルパンケーキハウスが食の新時代に向けたどんなパラダイムを示してくれるかと期待したのですが。。。ということで、とにかくパンケーキ店が1つ増えました。
J資本はフークルです。100店舗出店宣言のウェッツェル・プレッツェルの時とはちがい国内出店最大10店舗とコメントしています。先にブームが終わるでしょうね。
なんにしても、小麦や乳製品を使った既存メニューだけでは観るものはありませんし店舗数も増えません。
今月は続いて20日にボガーツカフェが大阪で日本1号店を開業予定です。
何故大阪?
いきなり味には何かと煩い浪花っ子と勝負するあたりはハワイでもロコに定評があるボガーツカフェらしいと思います。
本国では料理も競合店とは一味ちがう流石のラインアップです。日本でも自慢の料理を品数豊富に質を落とさず提供出来るかどうかがポイントです。
さて、関東では湘南、横浜、原宿、新宿、吉祥寺と割拠するパンケーキ店ですが今後の進展予測はどうでしょうか?
食育遅れの日本人がターゲットですが、食育が進めば牛乳離れグルテン離れする消費者も増えるでしょう。
パンケーキも飽きるだろうし高値設定は徐々に若年層の客を減らします。
ハワイとはちがって外食店が無数にありますから中高年層以上の取込みは難しいでしょう。今のままでは健康食志向に相反するメニューですから店舗数は増えないでしょう。オリジナルパンケーキハウスの参戦でどんな展開になるかちょっと楽しみでしたが中途半端な店ばかりだと一過性のブームで終わるかもしれないですね。