インド市場が徐々に注目されています。最大の理由はNRIが「インドミドルリッチ層」と名付けた外資系企業、大手財閥などの大企業で働くビジネスマンの急速な増加により2006年頃からデジタルカメラなどの高付加価値商品の販売額が前年比2桁増で増え続け中国に次ぐ巨大市場になりつつあることです。 このミドルリッチ層は世帯年収が20万ルピー~50万ルピーの層のことでNRIによると2015年頃までに4400万世帯を超えると予測しています。日本の世帯数が約4900万世帯ですから、あと数年で日本と同じ規模の市場が形成されるということです。 日本の感覚では20万ルピーだとまだまだと思いますが日本企業の現地法人を対象にしたアンケート調査によると大卒初任給は約30万ルピーでミドルリッチ層に匹敵し人材供給が需要に追いつかないという理由で彼らの平均昇給率は年15%にもなり管理職になると50%増にもなるといわれ新卒年収が30万ルピーでも数年で給与水準は2倍以上になるケースが多いというのです。 人気のマハラジャマック |