2015年の癌患者数予測 トップは大腸ガン 2015.5.23 2015年4月28日、国立癌研究センターは、2015年の癌患者数が昨年から10万人増えて98万2100人になるという予測を発表しました。 患者数ランキングでは、大腸癌が胃癌を抜いて1位で13万5800人、2位肺癌で13万3500人、3位胃癌は13万3000人と予測しています。 戦後、肉や牛乳などの乳製品をはじめとした動物性食品の摂取が日常化した結果、1960年代に入ると、それまで日本では少なかった癌患者が急増し死亡原因の上位に浮上。1981年から現在に至るまで不動の1位です。 つまり、肉や牛乳などの乳製品をはじめとした動物性食品の日常的摂取が癌の原因であることが証明されています。 『Select Committee on Nutrition and Human Needs』という米国上院特別委員会が、1977年2月に『Dietary Goal for the United States』と題して発表した報告書、世に名高いマクガバンレポートが指摘した通りだと証明しています。 マクガバンレポートでは、『米国人の肉や牛乳などの乳製品をはじめとした動物性食品の日常的摂取が体に著しく有害である』と明言して、膨大な量の証拠論文を公表しました。 マクガバンレポートから半世紀ちかく経っても、その貴重な報告を食市場の改善に役立てていないこの国の行政には根源的な問題が潜んでいます。 |