北米市場でブルーダイヤモンド社のアーモンドブリーズと市場シェア獲得競争を続けているホワイトウェーブフーズ社のシルクピュアアーモンドミルク。健康被害リスクが疑われているカラギナンが添加されているアーモンドブリーズに対してカラギナンを使用していないシルクピュアアーモンドミルクは北米市場の消費者ニーズに適合して年々売り上げを伸ばし2013年第4四半期も前四半期比50%増となり遂にアーモンドミルクの売上高が業界最大手のシルクブランド豆乳の売上高を抜きトップになりシルクブランドの全プラントミルク売上高の60%をアーモンドミルクが占めました。 年々健康被害報告が増加して市場が年々縮小を続ける豆乳ですが、どうやら市場縮小は決定的になったようです。欧州市場では既に急激に市場が縮小していますが、今後アジアなど食育が遅れている地域でも必然的に順次豆乳市場が縮小しアーモンドミルクを主にしたプラントミルク市場が拡大するでしょう。 ホワイトウェーブフーズ社は、北米での豆乳市場シェア74%、ココナッツミルク市場シェア64%、アーモンドミルク市場シェア53%の優位性を活かしたアーモンドココナッツブレンド、アーモンドミルクプロテインプラスファイバーといった新製品を次々と発売してプラントミルク市場における更なるシェア拡大を目指しているようです。 |