日本人のガン死亡率は米国抜いて世界で一番 2016/11/6 厚生労働省人口動態統計によると、2007年(平19)の年間死亡者数は1,108,334人。内336,468人(30%)、男性202,743人、女性133,725人が癌で死んでいる。つまり、日本人の3人に1人が癌で死亡している。 肉や乳製品を主とした食習慣がアメリカ人の癌や心臓病の主原因であると提起したマクガバン報告から約40年。 戦後、肉や乳製品が多い米国式食事に変わった日本では癌や心臓病が急増した。 戦後、動物性蛋白質食品と多量の化学添加物が入った食品で溢れた日本市場。日本人一人当たりの年間の化学添加物消費量は4kgとなった。 子供の頃からファストフード店のジャンクフードを食べ続けた子供達は精神病・肥満・アトピー・癌・血管疾患を発症するようになった。 米国人の癌死亡率が下がった理由はマクガバンレポート以降、多くの消費者が食事による病気の予防を学び、市場にオーガニック食品が増え、肉や乳製品などの動物性蛋白食品を日常的に食べるのを止めたからです。 マクガバンレポートなど何も知らない食育後進国日本では、癌人口は右肩上がり。有害食品の日常摂取によって大腸癌が不動のトップとなりました。 主要死因別にみた死亡率(人口10万対)の推移 (厚生労働省「人口動態統計」) 1950年以降の人口急増による食糧需要増に対して企業利益最優先主義の食料産業化が進められた結果、健康リスクの高い大量の食品が市場に溢れるようになりました。 しかし、メーカー企業は消費者の不安を煽るような不都合な健康リスク情報は一切公開しません。特に食育後進国日本では購買力に影響するような健康リスク情報は全て隠蔽されています。 戦後、米国の命令に従った政府が米国式食事を推奨した結果、日本人の3人に1人が癌で死に、日本人の癌死亡率は世界一になりました。 下のチャートは、日本人の死因別死亡順位の変動をまとめたものです。 戦後、米国式の食事が始まって5年ほど経った昭和25年頃から癌で死亡する日本人が増え始めました。その後、1960年代後半から1970年代前半にかけての資本自由化によって、米国のファストフードチェーンが日本中に蔓延した。ジャンクフードを食べ続けた多くの日本人が癌や血管疾患で死亡するようになった。 米国上院特別調査委員会が提示したマクガバンレポートの後、政府の要請によって提示されたキャンベルレポートを作成したキャンベル博士やエセルスティン博士が提起した通り、癌や心臓病の増加は日本人の米国式の食事が原因でした。 死因別死亡順位の変動 (厚生労働省「人口動態統計」) | | 第1位 | 第2位 | 第3位 | 第4位 | 第5位 | 1930/S5 | 胃 腸 炎 | 肺気管支炎 | 結 核 | 脳血管疾患 | 老 衰 | 1940/S15 | 結 核 | 肺気管支炎 | 脳血管疾患 | 胃 腸 炎 | 老 衰 | 1950/S25 | 結 核 | | 肺気管支炎 | 胃 腸 炎 | 悪性新生物 | 1960/S35 | 脳血管疾患 | 悪性新生物 | 心 疾 患 | 老 衰 | 肺気管支炎 | 1975/S50 | 脳血管疾患 | 悪性新生物 | 心 疾 患 | 肺気管支炎 | 不慮の事故 | 1981/S56 | 悪性新生物 | 脳血管疾患 | 心 疾 患 | 肺炎及び気管支炎 | 老 衰 | 1985/S60 | 悪性新生物 | 心 疾 患 | 脳血管疾患 | 肺炎及び気管支炎 | 不慮の事故 | 1995/H7 | | 脳血管疾患 | 心 疾 患 | 肺 炎 | 不慮の事故 | 1998/H10 | | | 脳血管疾患 | 肺 炎 | 不慮の事故 | 2003/H15 | | | 脳血管疾患 | 肺 炎 | 不慮の事故 | 2008/H20 | | | 脳血管疾患 | 肺 炎 | 不慮の事故 | 2010/H22 | | | 脳血管疾患 | 肺 炎 | 不慮の事故 | 2011/H23 | | | 肺 炎 | 脳血管疾患 | 不慮の事故 |
「牛乳が骨を丈夫にする」というように子供の頃から誤った食品知識を刷り込まれ続けた大多数の日本人は牛乳が健康に良いと思い込んでいます。欧米の科学者の多くの論文が証明するように牛乳を飲むから骨粗鬆や癌になるということを知りません。欧米では牛乳の日常摂取が骨粗鬆症の原因であり癌発症の原因であるというのが常識です。 <マクガバンレポートとは> 牛乳問題の発端についてのご質問がありましたが知らない方が多いので書き添えます。 米国で牛肉や牛乳製品をはじめとする動物性食品の摂取が危険であると問題提起されたのは1977年です。 米国政府は国の医療支出増加の原因を調査する目的で1968年7月、米国上院議員 ジョージマクガバンを委員長とする“Select Committee on Nutrition and Human Needs” と称する米国人の食品摂取量と発病との因果関係を明らかにするために栄養食品と必要摂取量について調査する米国上院特別委員会を設置し世界中の専門家を委員会に招集しました。 委員会は長年の調査研究を経て1977年2月、“ Dietary Goal for theUnited States ” と題する報告書を発表しました。 世に名高い「マクガバンレポート」です。 この報告書が食品と病気発症の因果関係についての討議を起こすことになりました。 報告書の中で、米国人の牛肉や牛乳などの乳製品をはじめとした動物性食品の日常的摂取が体に著しく有害であるという報告が詳細に提議されました。 本来の米国であれば、このような問題が提起された後にディベートが始まり、やがて問題の克服に至るのですが、この問題提起は闇に葬られました。 当時の巨大既得権によって情報操作されたため、マスコミ報道以外に知るすべがなかった多くの日本人は未だに牛肉や牛乳など乳製品の問題が起きた経緯さえ知らないということです。 報告書の中で健康体を維持するには日本食などのアジア食の日常摂取がよいと報告されたのが切っ掛けになって、その頃から欧米での日本食ブームが始まりました。 その後「 葬られた第二のマクガバン報告」の著者でもあるT.コリンキャンベル博士が、1982年に米国政府の依頼によって提出した報告書「食習慣と健康に関する研究レポート」( 米国科学アカデミーレポート「食物・栄養と癌」 )の中で牛肉や牛乳製品等の動物性食品の日常的摂取が癌の大きな原因になることが改めて明らかしましたが、これも闇に葬られました。この騒動については上記の本に詳しく書かれています。 | |