それなら非遺伝子組換え大豆だったら摂取しても安全ですか? たとえ非遺伝子組換えのオーガニック大豆でも 豆腐や豆乳など非醗酵大豆製品はダメです。 ☑ 大切なタンパク質分解酵素のトリプシンの分泌を妨げる酵素阻害物質を含有 している。 ☑ 甲状腺腫誘発物質ゴイトロゲンを含有している。 ☑ 他にもミネラルの吸収機能を阻害する抗栄養素の有害物質を含有している。 それでも女性の更年期障害の症状緩和に効果があるのでは? 効果はありません。 ☑ 植物性エストロゲンは更年期障害の症状緩和に効果はありません。メーカー は否定しますが、逆に、幼児や小児が大豆を摂取すると、エストロゲンの悪 影響を受けます。大豆の人工乳には大量のエストロゲンが含まれていて飲む とたちまち大量のエストロゲンが血液に流れ込むことになる。 醗酵大豆は摂取しても安全ですか? 納豆・テンぺ・味噌などの醗酵食品は 伝統的な手法で大豆の自然毒を除去した 体に良い健康食品です。 ※但し、調味料程度の少量摂取が健康に良いとされ日常的な摂取は避けるべきで、甲状腺に異常のある人はたとえ少量でも摂取してはいけないとされています。
もう一人豆乳は絶対に飲んではいけないと語る 健康食品のダークサイドを暴露したザ・ホールソイストーリ―の著者 カイラ・ダニエル女史(PhD)のお話 どうして豆乳は体に悪いのか? | Dr. Kaayla Daniel 健康食品業界の闇を暴いたザ・ホールソイストーリーの著者として有名。わんぱく栄養士と自称するカイラダニエル博士、健康食品神話をユーモラスにバッサリと切り捨てます。「消費者の大きな間違いはヴィーガンダイエットで健康になると信じていることです。」と語る。 | |
牛乳の日常的な摂取が体に大変悪いと言われだしてから数十年間、牛乳の代替品として豆乳が体に良い健康ミルクだと広告宣伝されましたが、多くの消費者には不味い偽物ミルクだとされて長い間需要を喚起することはできませんでした。 ところが、シルクの豆乳製品が健康食品店やスーパーの冷蔵品コーナーに牛乳と一緒に並べられてからすべてが変わりました。豆乳特有の汚らしい色、カビ臭い焦げたような匂い、飲んだ後の豆臭や嫌な苦味など、不評で売れなかった豆乳は牛乳のように白くてミルキーで臭くない飲みやすいミルクに大変身し、売上高がどんどん跳ね上がり、2001年には600億円、2005年には1000億円に達しました。ところがその後売上は止まり、現在は年々減少し続けています。 メディアが豆乳摂取のリスクを消費者に伝え、 アーモンドミルクや ライスミルクの需要が高まっているにもかかわらず、豆乳メーカーは未だに豆乳は長寿のアジア人が何千年もの間摂取し続けている伝統的な健康食品だと宣伝しています。 もしそんな宣伝を信じて豆乳を飲んでいる人がいたら、中国では昔から豆乳が健康に良い食品だなどとは考えていないというのを知ったら驚くでしょう。 中国では、豆乳は豆腐の生産過程にある産物にすぎませんでした。古来、豆乳が健康に良い飲料だという考えはなく1930年代になって、時々老齢者に供される嗜好品となり、時にエビや卵黄料理に混ぜて使われるぐらいでした。 日本でも、豆乳が日常摂取されるような食習慣は無く、1970年代後半迄豆乳の消費はほとんどなかったのですが、豆乳メーカーが「仕事の疲労やストレスで弱った体を健康で元気にしてくれるエネルギー飲料」と宣伝して豆乳を発売したのが切っ掛けで日本人も望ましくない豆乳摂取を始めてしまいました。 中国のアルベルト・シュバイツァーと呼ばれ豆乳の製造方法を考案した医師で宣教師の米国人ハリーミラー博士は、医療活動で日本に滞在した後1959年にソイビーンダイジェストの「日本人に豆乳は必要ない」と題する記事を書き、日本料理には味噌や醤油など様々な形で大豆が使われ日本人は良い形で栄養素を摂取しているので、わざわざ日本人が豆乳など飲む必要は全くないとしています。 ところがせっかくのミラー博士のアドバイスは活かされず日本人は望ましくない豆乳摂取をしています。 豆乳が売れなくなったのは、豆乳の有害性リスクに気づいた米国の消費者が増えたからですが、いったい豆乳はどのように有害なのでしょうか。 元々の豆乳の作り方は、長時間大豆を水につけ十分に柔らかくしてから、多量の水を加えて石の挽き臼で砕いたものを袋に詰め重石をして、ゆっくり水分を搾り取ります。残った大豆ペーストをきれいな水で煮て表面に浮き出す大量の自然毒を含んだ汚い灰汁を全て残らず取り除きます。 ところが、近代の製造方法ではこの大豆の自然毒を含む灰汁が残ったまま化学的に処理されます。アルカリ性溶液を使用して短時間で大豆を柔らかくした後そのまま圧力釜で煮ます。ゆっくり時間を掛けて大豆を柔らかくして絞る手間と完全に灰汁を取り除く手間を省いてしまいます。こうした製造過程で大豆の主要栄養成分であるビタミンが失われるだけでなく大豆の自然毒を残し品質を著しく落としいろんな有害物質を生成してしまうのです。豆乳に含まれるリジノアラニンなどは少量ですが体に非常に有害な物質です。 豆乳の売上を上げるために豆乳メーカーにとっての最大の問題は、栄養価ではなく消費者が美味しいと感じる色・味・匂いでした。豆乳本来の汚い色、カビ臭い焦げたようなタンパク質の匂い、飲んだ後の豆臭と苦みをどうするかという問題でした。 不快な酸っぱさ、苦味・渋みは酸化リン脂質(悪臭のレシチン)、酸化脂肪酸(悪臭の大豆油)サポニン、イソフラボンの名で知られている大豆エストロゲンなどによるものです。豆乳メーカーは多種大量の化学剤を混入して、色・味・匂・液体粘度などを人工的につくりだしました。それでも残る豆臭さを消すために更に好ましくない甘味料や香料が添加されています。 たとえ、消費者の味覚が無糖だと感じても、売られているほぼ全ての大豆乳には多種の化学物質と共に大麦麦芽、玄米シロップ、生サトウキビ成分などいろんな原料が添加されています。製品には製造過程で失われた豆乳の栄養価をカモフラージュするためにカルシウムやビタミンD等のビタミンやミネラルなどが不適切に添加されています。市販の豆乳やアーモンドミルクやライスミルクなどの動物性乳代替品に添加されているビタミンD₂などは心臓病やアレルギーの誘引物質です。 更に、消費者は要冷蔵製品は常温貯蔵製品より新鮮なものだと思っていますが、それは大きな間違いで、要冷蔵だからといって常温貯蔵製品の品質を上回ることはありません。要冷蔵製品も常温貯蔵製品も調整品であり品質はまったく同じです。調整品ですから、どちらも新鮮な製品ではありません。 もっと知りたい方は彼女の著書をお読みください The Whole Truth About Soy - Kaayla T. Daniel Soy is present in many modern foods. Find out the dangers of soy and how to avoid it.
お二人のお話はいかがでしたか? 米国で消費されている大豆の90%以上は遺伝子組換大豆で、その大豆から作られる豆乳の毒性は牛乳よりも強いと仰っています。GMOでなくても、ご存知のとおり生大豆は食用にできません。生大豆は多くの自然毒を含有しています。もし人が生大豆を食べると痙攣や嘔吐の症状が起きて胃腸障害を起こします。中国やインドネシアなど昔から大豆食文化のある地域では、灰汁抜きや発酵などの伝統的技法で大豆食品の製造過程で大豆の自然毒を除去していました。ところが工場で大量生産されるようになってから上述のとおり、自然毒が除去できていないうえに多種多量の化学物質が添加されているのです。工場できれいに漂白されていろんな化学物質を添加して製造された真っ白な豆腐や豆乳はとんでもない危険食品だということになると仰っているのです。スーパーやCSに並んでいる大量生産された多種の大豆製品も、商品によってはとんでもない危険食品かも知れないと留意することが肝要です。 思えば確かに大豆もある時期から 「体に良い畑の肉とかなんとか」さかんに宣伝されていろんな商品がスーパーに並び日常的に摂取する消費者が急増しました。日本の消費者だけではなく欧米でも、多くの消費者が大豆は健康食品だと思い込んでいます。皮肉なことに、牛乳や肉の摂取を止めたほとんどのベジタリアンが、近代工場で大量生産された豆乳や豆腐などを日常摂取した結果、多くの大豆が原因の病症が報告されたことによって、非醗酵大豆の日常摂取が様々な病気の発症に関係していることが解明されています。 米国 Newsweek誌の記事でも、一時は牛乳代替ミルクとして欧米で大きな市場を形成した豆乳も今や急速に需要が減少していると書かれています。 皆さんは大丈夫ですか? フードファディズムに陥っていませんか? |