マクドナルド考察 1 止まらないマック離れ 止まらない売上げ減少 2015.5.24
1970年の大阪万博を機に翌年銀座三越に鳴り物入りでマクドナルドが登場してから約半世紀。行列のできる店で始まって御ガキ様ご用達店を経て今ではジャンクフードの代名詞ブランド。 原田泳幸会長時代の顧客軽視に始まる昨年2014年の中国製鶏肉使用期限切れ問題、今年の異物混入問題と続き、さすがに能天気な仲間達もなんとなくマック離れ。 今月、本年連結決算売上高予想2000億円前年比10%減380億円の赤字と発表。2年連続赤字で売上高は3月まで14ヶ月連続前年比マイナスとなりました。 お客様を大切にすれば 商売はうまくゆく Look after the customer and the business will take care of itself. Ray Krok - McDonald's Founder マクドナルドの創業者、レイ・クロックの言葉です。 お客様を大切にすればうまくゆきます。お客様を大切にしていないから、うまくゆかないのです。 クロックの時代から時は流れ、ファストフードもフィル・ロマーノのファッドラッカーズの登場でファストカジュアルへと進化しました。 それでも、ファストカジュアル業態のクリスピークリームドーナツも香港ではショートニング問題で閉鎖。日本でも大阪1号店閉鎖というように業態を変えただけではうまくゆかないことも実証されました。 うまくゆかない店舗に共通するのは「お客様を大切にしない」ということのようです。
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