フォアグラの全生産量の約75%はフランス産。ハンガリー産は約10%、イスラエル産も同じく約10%です。
日本に輸入されているオア(ガチョウ)のフォアグラの約60%はハンガリー産で約30%がイスラエル産です。
輸入されているカナール(鴨)のフォアグラは、ほとんどがフランス産です。
料理にはカナールのフォアグラとオアのフォアグラが使われますが、オアの方が飼育に手間がかかるので高級とされ高価で取引されます。
カナールのフォアグラはオアのそれよりも融点が低くオアよりあっさりした口溶けで好い味わいになります。
オアのフォアグラは融点が高くまったりしたまろやかなコクを味わえます。
近年、フランスでは飼育しやすいという理由でカナールのフォアグラの消費量が年々増えています。