「Brandiのマルゲリータ」の動画中、石窯でピザを焼く時間が1分間でした。クリスピー生地のマルゲリ―タでも大きめの家庭用オーブンで焼き上げるのに約5分かかりますから石窯の火力が強力なのは分かりますね。
石窯はブロックや耐火セメント、陶土、粘土などの石・土・砂で囲った内部に火をおこして調理できるようにした炉のことです。炉の中で薪や石炭を燃やすと熱が窯に蓄熱されて輻射熱の放射が起こります。そうしたら燃料物を掻き出して石窯の蓄熱性を利用して調理します。ピザ窯いろいろ
蓄熱した石窯は炉内で発生する輻射熱で加熱されます。この長波長電磁波の輻射熱がピザの食材内部を発振させて食材を美味しく調理します。このように石窯炉内の高温を蓄熱するのがポイントなので炉は蓄熱性に優れた材質で炉の外側は炉の熱を逃がさないように断熱性の高い材質でないといけません。
さて、電気式ピッツァオーブンですが、メーカーの説明を整理してみると下記のようになりました。
輻射熱(Radiant Rays)は遠赤外線という形の熱線により伝わる熱のことですから特殊熱循環構造と石床着装によって薪石窯の炉内を再現しようとしているようです。
販売価格は明記されていません。プライシング、付加的サービス特性の検証を続けます。
下記商品は本体が54万円だそうです。写真の赤い部分は防護材で6万円だそうです。本体がステンレス製で高温になって触れると危険なのでその防護材だそうです。危険ならオプションではなく標準装備ですね。だから本体60万円消費税込で63万円です。
AC100V仕様で500度対応というのはすごく魅力的です。家庭用電源でも使いたいというシチュエーションからすると需要者にとっては高価ですね。スキミングプライスなら仕方ないのですが、普及価格になれば本当に魅力的な商品です。今後の展開を楽しみにしています。