マクドナルド考察2 進化しない思考 2015
原田からカサノバへと替わっても客離れと売り上げ低迷は止まらない。日本マクドナルドの業績低迷の責任も含めてアメリカご本家のトップも交替。 いったいどうすればいいの...とお手上げ状態の日本マクドナルド。 創業者の仰る通りお客様を大切にすればいいのです。 創業は1940年。クロックがマクドナルド兄弟から買収したのは1960年代。75年経って世の中何もかもすっかり変わりました。 「健康志向だといっても、マクドナルドへ来る客に健康を気にする客なんていないから今まで通りでいい。今は消費期限切鶏肉使用問題や異物混入で一時的に客が減っているだけだ… 」 なんて能天気なことを言っていたらそのうちご臨終とならないのが問題。 「ファストフード」とは「提供スピードが早くてジャンクなフード」ではなくて「提供スピードが早いフード」のことです。 安いのも、早いのも、ありがたいが、だからといって、消費期限の切れた物や汚物の入ったのを食べたいとは思いません。 1971年、日本マクドナルドが開店した頃は「ジャンクフード」なんて言葉はなかった。マクドナルドのハンバーガーを食べてると肥満や病気になるなんて誰も思いませんでした。 でも、今は知ってます。 命知らずの顧客しかジャンクフードを食べません。 カサノバさん、日本の消費者だって、なんとなくマクドナルドは体に良くはないというのは知っているのです。 飲食事業者は2つに大別できます。 1:コストが上がっても食材を吟味して安心安全なメニューを提供する。 2:合法的なら利益優先。食材を選ぶ必要はない。
あなたはどちらのタイプですか? マクドナルドのホームページに「見えるマクドナルド品質、安心していただきたいから品質管理についてお話します。」というコーナーがあります。 いろいろ説明してあります。。。 しかし、トランス脂肪酸ショートニングを使っています。 しかし、遺伝子組換食材を使っています。 しかし、MSGを使っています。 カサノバさん、 お客様を大切にしていますか? |