ニールセンによると、2014年の米国市場でのアーモンドミルク売上高は前年比146%増と激増し、市場規模は$738百万(約922億円)になり、その約50%の売上げがシルクピュアアーモンドミルクです。
下のグラフは、2012年までの売上高です。
2012年時点でシルクピュアアーモンドミルクの売上高は$101百万(約126億円)でした。
当サイトでも、最初から指摘していたことですが、2010年に参入した後発のシルクピュアアーモンドミルクが、2008年から販売を始めた先発のアーモンドブリーズを、あっという間に抜き去り、わずか2年で売上が約4倍になったということになります。
米国で、アーモンドブリーズよりも、シルクのピュアアーモンドミルクが圧倒的に多く売れている理由は何でしょうか?
やはり、カラギナン不使用ということです。
北米市場では、ご存知の通り、GMO食品やMSG食品、モダンウィート食品などによる健康被害が激増しているため、食品に対する消費者の評価は非常に厳しくなっています。
したがって、欧米で問題になっているカラギナンを添加物として使用しているアーモンドブリーズよりも使用していないシルクのピュアアーモンドミルクの需要が増え続けています。
日本では、アーモンド効果がカラギナン不使用なので、カラギナンについて知っている人は、どちらかといえば、アーモンド効果を選ぶと思います。
写真は、都内のスーパーですが、このスーパーでは、以前から、アーモンドブリーズを主に販売しているようですが、棚割スペースは、アーモンド効果の方が大きいのが分かります。アーモンド効果の方が売れているとゆうことです。
他のスーパーでも、同じですが、アーモンド効果砂糖不使用に人気が集まっているようです。
日本の消費者の中にも、徐々にではありますが、牛乳や豆乳による欧米での健康被害についての情報が伝わっているようです。
北米市場では、上記のとおり、アーモンドミルクの売上げが急増していますが、それと同時に、アーモンドの量が極端に少なく、いろんな化学添加物を使用した製品を、まるで本物のアーモンドミルクのように思わせるメーカーの販売姿勢に対しての批判の声も増え続けています。
北米市場、日本市場、更には、日本を通り越してシルクピュアアーモンドミルクが販売される中国及び周辺のアジア市場、今後の動向に注目しましょう。
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2015/6/1/11:00am 都内大型スーパー