日本食市場の遺伝子組換え食品の現状 企業利益のために消費者の安全を犠牲にするのですか 日本の食品は本当に安全でしょうか... みなさんは国や企業が本当に消費者の安全を考えていると思いますか。食市場の現状をみるかぎり、とてもそう思うことはできません。 巨大既得権が蔓延った米国に追随して消費者の安全を無視して企業利益を優先しているとしか思えない目茶苦茶な表示規制の現状です。 公開日:2013/09/12 ☑ 日本では「遺伝子組換えではない」という表示をよく見かけるが「遺伝子組換えです」と表示されたのは見かけないが日本の表示規制基準はどうなっているのか? [安田]:日本の表示の仕方は、輸入されてきた作物そのもので遺伝子組換えかどうかを視るのではなく、できた製品で遺伝子組み換えの成分が検出できるかどうかを表示の基準にしました。例えば大豆・とうもろこし・なたね等を絞って食用油という食製品になり残った脱脂は家畜のエサになり、そのエサを食べた家畜の肉やミルクも食製品になります。 ところが、できた食製品で検査するということで「油は検出調査が困難なので表示しない」、「醗酵して検出調査が困難な醤油も表示しない」、「家畜のエサは人の食ベ物ではないから表示しなくてよい」というように表示義務をどんどん緩めたのです。 その結果、豆腐・納豆・味噌など極一部の食製品にだけ表示することになりました。 ☑ ということは、表示されてないからその食製品は遺伝子組換え作物を使用していないということではないのですね? [安田]:輸入されている遺伝子組換え作物が食製品に変わるのですが、日本市場に流通している食製品の90%には(上記のような理屈で遺伝子組換え作物が使用されているにもかかわらず)表示されていないと言われていて僅か10%の製品だけが表示対象になったとされています。 しかも、表示対象になった食品も、(製品パッケージの)「原材料名」欄に使用割合の多い順番に記載されている3番目までに該当するもので尚かつ使用割合が5%以下のものは記載しなくてもよいことになっています。 | 日本 | EU | 韓国 | オーストラリア | 意図しない混入率 | 5%以下 | 0.9%未満 | 3%未満 | 1%未満 |
☑ EUなどは表示規制が厳しいですね。日本以外の国々の表示規制はどうですか? [安田]:米国は、まったく表示がありません。EUでは、食製品に使用する作物が遺伝子組換えであれば、食用油でも醤油でも畜産物であろうと全部、遺伝子組換え作物を使用したことを明記しなければならない。市場に流通する100%の食製品が表示対象になっています。使用割合も0.9%以上は全て対象になります。更に、レストランなどのメニューも表示対象です。 このように、EUでは消費者が摂取を避けることが可能ですが日本の場合は巧妙に表示対象を減らしています。不十分な規制です。 公開日: 2013/05/24 In preparation of the global March Against Monsanto, you are invited to watch our award-winning documentary Seeds of Death free. http://www.march-against-monsanto.com/ The leaders of Big Agriculture--Monsanto, DuPont, Syngenta--are determined that world's populations remain ignorant about the serious health and environmental risks of genetically modified crops and industrial agriculture. Deep layers of deception and corruption underlie both the science favoring GMOs and the corporations and governments supporting them. This award-winning documentary, Seeds of Death, exposes the lies about GMOs and pulls back the curtains to witness our planet's future if Big Agriculture's new green revolution becomes our dominant food supply. A Question and Answer fact sheet deconstructing Monsanto's GM claims and Big Agriculture's propaganda to accompany the film is available online |