遺伝子組換食品は癌腫瘍発症などの毒性を持つ 2015.5.20 フランスのジャン=ポール・ジョー監督は、映画「Tous cobayes?」の中でカーン大学が2年間にわたって行った「モンサント社が生産している遺伝子組換(GMO)食品は癌腫瘍発症などの毒性を持つ」というラット実験の衝撃の映像を捉えています。 監督は、 「映画を公開すればモンサント社からの妨害を受ける恐れがあるので、カーン大学の2年間のラット実験結果の真実を公開する前にマスコミが報じてから映画を公開することを考えている。」 と2012年5月に語り発言通り映画公開に合わせてルモンド紙などのマスコミが一斉にカーン大学の実験結果を報道し癌腫瘍のできたこのラット写真を掲載した。 この大きな出来事について日本のマスコミは一切報道しなかった。 この問題について、当のモンサント社はネズミには腫瘍ができても人間にはできないと主張。 ベトナム人に奇形などはかり知れない苦痛を与えた枯葉剤を製造したモンサント社。枯葉剤と同成分の除草剤に耐性があるバクテリアを使った遺伝子組み換え。何も起きない方が不自然です。 日本人が使っているコーン油・大豆油・キャノーラ油・綿実油・ブドウ糖果糖液糖・マヨネーズ・ドレッシング・コーンポタージュ・アイスクリーム等々は全て輸入した遺伝子組換作物、ラウンドアップレディーを使った加工商品です。 VEGETABLE OIL DANGERS 植物油の危険性について
消費者はGMO飼料で育った牛豚鶏を毎日食べています。 米国の害虫駆除剤「イヤー・ラウンド・ペスティサイド・オイル」の注意書きには、『万一皮膚についたら直ちに水で15~20分洗ってから毒物管理センターに電話してください』と書かれています。この害虫駆除剤の成分の96%は米国のスーパーで売っているGMOキャノーラ油です。 デンマークなどのヨーロッパ食育先進国では明確に判断できるように表示されています。 どうして欧州では子供が見てもGMO食品だと判るようにされている表示が、日本では、わざとGMO食品ではないかのように思わせるような表示にするのでしょう。 よく世界の先進国を見ると、日本は非常に奇妙な国です。 現代日本人を「感情と教養が劣化した日本人」と評した学者がいます。曰く、民主制は国民が総じて一定の感情と教養を有してなければ成り立たないと云います。 ドキュメンタリー映画Tous cobayes? 映画のなかに福島の女性へのインタビュー動画があります(1:24:00) 「日本国民は怒りも勿論あるけど、もうあきらめの方が多いんじゃないかなって思います。政府はやっぱり事故が起きた時から嘘ばっかり言ってるし、子供を守ろうとしないこの国は許せない。ノーと言わないことはイエスと同じだから、今までもっともっと大きな声で原発反対と言わなければいけなかった…」 こんな国でいいわけがない |