2014年3月15日、お台場デックス東京ビーチにマダムタッソー常設館がOPENしました。 1996年の開業時から、東京ジョイポリス・台場一丁目商店街・台場小香港・レゴランドディスカバリーセンター東京などのテーマパークやテーマ型店舗で集客を図るもののヒットせず原点回帰。 昭和45年開業の東京タワー蝋人形館の平成お台場バージョンです。 蝋人形館の業態考案者は1835年にロンドンベイカーストリートにマダムタッソー館を創設した蝋人形彫刻家マリータッソー。現在、米国・欧州・東南アジアで開業。 マダムタッソー(1761-1850)の時代は、シリコンや特殊メークやコンピューター技術はありませんでしたから、マダムタッソーが今の人形館を見たら驚くことでしょう。 東京タワー蝋人形館ができた昭和45年には、パソコンどころかワープロもありませんでした。英文を作成するのにオリベッティのタイプライターをカシャカシャ打っていたのを思い出します。商社ではじめて電動タイプライターを使った時にタッチが馴染まなかったのを覚えています。 当時はEメールや携帯電話もなく、それらしき物を持っていたのはジェームズボンドぐらいの時代です。外国為替の英語担当で入社したので、毎日夕方になると課長やチーフたちからどっさりプレゼントされる交信英文書をテレックスのリボンを打って海外へ送信する日々でした。 そんな時代ですからリアルな蝋人形も人気を博しましたが、あらゆる仮想世界の映像を楽しめるので見たいのは本物の宇宙人ぐらいなんて現在、集客には工夫が必要でしょう。触れるとか一緒に写真を撮れるというのはいいアイデアです。 はてさてどうなることでしょうか。 |