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2021/6/11 mRNA遺伝子ワクチンを接種する覚悟? 「今回は覚悟も何もないですから... いきなりでしたから」という夫の言葉。従来のワクチンとはまったく異なる人類史上初の遺伝子ワクチン接種の実施。その副反応副作用の大半は未知だ。 そのワクチンを接種するのだから、当然、「摂取する覚悟」があるはずだが、「覚悟も何もない」という言葉。。。このワクチン接種って何か大きな危惧を覚えないか? 国が大々的な広報活動によって推奨するmRNAワクチン接種。国が国民に対して、接種する覚悟について注意喚起することはない。当然、ほとんどの国民は「接種する覚悟」などない。 とはいえ、政府に任せてブーたれていても仕方がない。知らぬが仏で自分が仏になっては洒落にならない。 おそらく、遺伝子ワクチンを接種する国民のほとんどは、mRNAワクチン接種による「能動免疫」を「受動免疫」だと勘違いしているのだと考えられる。
ほとんどの摂取希望者は、「ワクチンを射てば感染しない」というイメージを持っているんだと推察できる。ハリウッドの伝染病映画は、ヒーローがワクチンを注射して助かるというストーリー。これは、感染を防ぐ(症状を改善する)抗体(中和抗体)だけを含むワクチン(血清)を注射して免疫にする「受動免疫」であり接種すれば即効的に免疫状態になる。 これに対して、「能動免疫」というのは、ワクチン接種によって、生体自らに抗体を作らせて免疫状態にする方法で、mRNAワクチンなどである。ワクチン接種によって生体内で作られる抗体の種類は何十種類にも及び、感染を防ぐ抗体(中和抗体)もあれば、感染を促進する抗体(感染増強抗体)も作られるのである。 <感染増強抗体に関する論文> 大阪大学 日本医療研究開発機構 mRNAワクチン二回目の接種で重症化するという情報は、一回目の摂取で生体内に作られた感染増強抗体に関わるのだろう。 神戸大学の森康子教授らが「受動免疫」に当たる抗体医薬の開発に取り組んでいる。こういう開発に対して国はもっともっと大きな予算を割くべきだと思う。 軽率に遺伝子ワクチンを賛美するマネー主義者で溢れる世界。知らぬが仏知らぬは幸せと言えたアナログの良き時代が懐かしい今日この頃である。 |