ドトールコーヒーとスターバックスコーヒー。この2社で喫茶店市場規模の約17%を占めています。それまでの喫茶店の概念を大きく変えてコーヒーショップという業態をつくりあげたドトールコーヒーが原宿駅前にドトールコーヒーショップ1号店を出店したのは1980年(昭和55年)でした。 2012年2月末のドトール全業態の日本国内店舗数は1397店内FC1078店、2012年2月期売上高は約660億円、経常利益約38億円売上比率5.7%となっています。 片やスターバックスコーヒーは遅れること15年、1995年(平成7年)にエスプレッソやカフェラテを主力商品とするシアトルスタイルカフェとして上陸しファッション的感性に共感した若者や女性の支持を得て喫茶店市場を席巻しました。 2012年3月末の日本国内店舗数は955店内FC39店、2012年3月期売上高は約1077億円、経常利益約80億円売上比率7.5%となっている次第です。 今日は、この喫茶店市場の2強についてお話しましょう。皆さんは其々の社名の由来をご存知ですか?ドトールの「DOUTOR」というのはポルトガルト語で「博士」という意味ですね。ドトールコーヒー創業者の鳥羽博道さんは20歳の時にブラジルへ渡り、 |