タバコのように、メーカー製品に摂取量についての注意喚起が記載されているわけでもないのに、マーガリンやショートニングの健康リスクについて理解して買っている消費者の割合はどれくらいだというのか!? 注意喚起どころか、テレビでは植物性で健康だと誤想させるCMを垂れ流しているのはどういうことなのでしょうか。 マーガリンの大きな健康リスクを知らずに、健康に良かれと思ってバターより安いマーガリンを購入している消費者が大多数だと思います。 マーガリンやショートニングが血管疾患を引き起こす原因は、トランス脂肪酸だけでなく原料となる植物油にもあります。 バターとマーガリンのちがいは主成分の約80%が乳脂肪か植物油かです。 マーガリンの主成分の約80%は大豆油・コーン油・キャノーラ油などのジャンク油です。つまりスーパーに並んでいるGMO(遺伝子組換作物)が原料の植物油です。 Mファストフードのフライドポテトを揚げている油はトランス脂肪酸とジャンク油です。安価なクッキーやクラッカーやビスケットやポテトチップスに使われているのはトランス脂肪酸とジャンク油です。
カリッ、シャクッ、サクッとした食感をだすためにメーカーは大量のトランス脂肪酸を使います。 2015年6月16日、FDA(米国食品医薬品局)は、欧州に続いてトランス脂肪酸摂取が心臓病の原因になることを発表し、トランス脂肪酸の使用を全面禁止すると発表しました。 そのため、米国マクドナルドは全店でトランス脂肪酸の使用を止めました。 しかし、法規制のない日本では、日本マクドナルドは現在もトランス脂肪酸を使用しています。 |