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なぜグルテン不耐症発症者が20倍に増えたのか?

遅性の慢性小麦アレルギー

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「小麦食品は毎日食べる物ではなくタバコのように時々楽しむ嗜好品ですよ」と言われて「そうですね」とうなずく日本人はどれくらいでしょうか?

私共は10年以上小麦食品の改良を提案し商品開発を続けてまいりましたが、近年、SNSの普及が功を奏して小麦食品に警鐘を鳴らす海外の情報入手が容易になり、日本でも20年遅れてようやくグルテン不耐症やセリアック病への関心が徐々に高まってきました。

しかし、グルテンフリー製品に対するグルテン含有基準値と表示規制の問題を例にしても、欧米に比べるとはるかに遅れています。今なお多数の日本人はグルテン不耐症とかセリアック病という病名さえ知らないという現状です。

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グルテン不耐症とは、急性小麦アレルギーとは別の遅性の慢性小麦アレルギーのことです。

酵素分解できずに体内に残留した小麦タンパク物質が引き起こす自己免疫疾患で、以下のような症状があります。

食欲不振・脱毛・関節炎・甲状腺炎・心肥大・嘔吐・浮腫・リュウマチ・眼瞼炎・脳血流異常・腹痛や膨満・湿疹・骨の痛み・白内障・てんかん・下痢・蕁麻疹・骨折・リンパ腫・精神遅滞・慢性便秘・黒色腫・骨粗鬆症・成長障害・血便・腹部痙攣・口内炎・味覚障害・糖尿病・胸やけ・多腺症候群・自己免疫性肝炎・運動失調・自然流産・逆流動性食道炎・潰瘍性大腸炎・疱疹状皮膚炎・ビタミン欠乏・月経困難症・栄養失調・悪臭ガス・帯状疱疹・ミネラル欠乏・ぜんそく・不妊・悪臭便・潰瘍・胆管炎・心筋症・低血糖・不眠症・舌炎・認知症・血小板減少・角膜軟化症・脂肪便・白斑・うつ病・インポテンス・シェーグレン症候群・学習障害・乾癬・自閉症・低身長・パーキンソン病(資料:The American Clinical Board of Nutrition)

もしもあなたが、上記いずれかの症状の慢性化でお困りなら、試しに小麦食品を一ヶ月間完全に断ってください。何らかの体調変化に気づくかもしれません。

では、どうして小麦食品が、そうした症状の原因になるのでしょう。

パンなどの小麦食品は、紀元前から、人類の日々の糧として摂取されてきました。つい最近まで、小麦食品の健康被害に関して重症だったのは幼児のセリアック病だけでした。成人のセリアック病はごく稀で、小麦食品が引き起こす症状のほとんどは急性アレルギーで、慢性アレルギーのグルテン過敏症やグルテン不耐症の患者の割合は、牛乳の乳糖不耐症(アジア人は9割が乳糖不耐症)に比べると摂取者全体の0.04%(2500人に1人)ときわめて少ない人数でした。

 

モダンウィート(現代小麦)の登場

ところが、1960年代になると、企業利益最優先主義の下で食の産業化が進み、需要が多い小麦も、生産性を重視して収穫増量が図られた結果、さまざまな品種交配に加えて、劇薬や放射線による人工的突然変異誘発技術が開発されました。そうして産出されたのが、現在、多くの消費者が日々摂取しているほとんどの小麦食品の原料になっているモダンウィート(現代小麦)と呼ばれるずんぐりとした大きな小麦です。

従来摂取していた古代小麦(AncientWheat)左
現在接種している現代小麦(ModernWheat)右

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モダンウィートの登場によって小麦の収穫量が劇的に急増したのに比例して、1970年代になると世界中でグルテン不耐症の患者数がうなぎ上りに急増して現在も減少に転ずる気配はまったくありません。

以前は2500人に1人だったグルテン不耐症患者が、1970年以降に急増し、近年は以前の約20倍、130人に1人の割合で増え続けています。

グルテン不耐症患者の約10%が重症化してセリアック病に罹るとされています。不治の病といわれるセリアック病になると、下図のように、炎症によって小腸の絨毛を消失して小腸の正常な機能を失います。一度損傷した絨毛は元には戻りません。

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現在、かっては幼児の病気とされていたセリアック病患者の半分は成人。重病化しない健常者でも、現代小麦摂取が原因の便秘・胃腸障害をはじめ肥満・糖尿病・心臓病・鬱・リュウマチ・アルツハイッマー・癌など軽重さまざまな病気になると欧米の科学者が科学的な論証とともに警鐘を鳴らし続けています。

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上の写真は同倍率で『昔からある小麦(Ancient Wheat)』と『現代小麦(Modern Wheat)』の背丈・穂の形状・粒の大きさを比較したものです。

以下は穀物別に含有するプロラミン物質の名称と含有比率の一覧です。

[The Prolamin Fraction of Proteins in Grains]
Grain      Prolamin   Total Protein
小麦       グリアディン     69%
ライ麦    セカリニン        30~50%
オーツ    アベニン         16%
大麦     ホルディン      46~52%
ミレー    パニシン         40%
コーン    ジエン      55%
米      オゼニン     5%
ソルガム  カフィリン     52%

科学的には、小麦に含まれるプロラミン成分であるグリアディンが一番の有害物質だとされています。

ご覧のとおり、穀物が含有するプロラミン物質を比較すると小麦のグリアディンが69%で一番多く、ライ麦・大麦は小麦より少なく、オーツが16%で少ないのが判ります。小麦よりもライ麦や大麦のパンの方が健康に良いとされ、最近、オーツが健康食として商品化されている科学的な根拠です。お米のプロラミン物質はオゼニンでわずか5%しか含有していません。近年、海外でお米が健康食品として流通している理由です。

表題の『なぜグルテン不耐症発症者が20倍に増えたのか?』という原因は、パン・スパゲティ・スナック・ケーキ・お菓子など、ほぼすべての小麦加工食品の原料が、1960年代に産出したグリアディンを多量に含有する現代小麦であるがゆえに、分解排出されないグリアディンを体内に溜めこむ消費者が急増したことだという仮説が立ちます。

この仮説に基づいて、米国市場の有害食品・有害薬品の調査摘発を取り締まるFDA(食品医薬品局)が、2007年にグルテン製品に関する市場規則を始めたのがきっかけで、さまざまなグルテンフリー製品の販売が始まりました。

2013年、FDAはグルテン含有率0.002%以下の製品をグルテンフリー製品とすることを発表しグルテンフリー表示許可基準含有量値を設定しました。

海外では、あちらこちらでグルテンフリーのサインを見るようになり、メニューも工夫を凝らしたグルテンフリーメニューが提供されています。

パンはもちろん、ピザもケーキも、お菓子も、次々とグルテンフリー食品が登場しています。

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GMO(遺伝子組換食品)の毒性

さて、グルテン不耐症の急増原因の大きな仮説についてお話しましたが、はたして、自己免疫疾患を引き起こす犯人はグリアディンだけでしょうか?という疑問があります。

調査を進めると幾つかの自己免疫疾患を引き起こす要因に当たりました。

 

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一つは遺伝子組換作物です。

1994年、米国で果実を柔らかくする遺伝子を操作した遺伝子組換トマト「柔らかくても日持ちするトマト」がFDAの許可を得て登場して話題になりました。その後、「日持ちする・腐りにくい」と宣伝する遺組換組換食品がたくさん登場しました。

現在、社会問題になっている遺組換組換作物のデビューでした。このトマトが、米国市場史上初めて販売された遺伝子組換食品(GMO食品)です。

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遺伝子組換食品の危険性についてお話しします。 

ある日、ロックフェラー企業モンサント社(現在は社名消滅)の研究員が、自社製品ラウンドアップという商品名の除草剤の試験地で、たまたまラウンドアップ除草剤でも死滅しない耐性バクテリアを発見しました。

研究員は、遺伝子操作して、いろんな作物にバクテリアの耐性遺伝子を組み込み、除草剤に耐性を有する作物をつくることを思いつきました。

成功すれば、強力な除草剤を撒いて雑草や害虫を死滅させても、遺伝子組換作物は枯れずに育ちます。

実験は成功して除草剤ラウンドアップに耐性を有する遺伝子組換作物(GMO)をラウンドアップレディー (Roundup Ready) と名付けました

除草剤ラウンドアップとは、ベトナム戦争で悪名を馳せた『枯葉剤』の製品名です。

研究員は更に遺伝子操作して今度は殺虫成分を自ら生成するGMOもつくりました。

このGMOをかじった虫は、その毒素で死滅しました。

GMOプランテーションの周辺に生息していた蜜蜂が何百万と大量に原因不明で死滅したというニュースを聞いたことがあると思います。

GMO食品が極めて有毒で危険だとされる科学的な理由です。

日本でGMO表示規制の対象になっている大豆、トウモロコシ、ジャガイモ、アルファルファ、ナタネ、テン菜、綿実の8作物は、すべてGMO、ラウンドアップレディーです

グリアディンのほかにグルテン不耐症となる自己免疫疾患を引き起こす可能性が高い要因の一つは遺伝子組換作物の毒性です。

現代人は、1990年代から数えきれない量の遺伝子組換作物を日常的に摂取しています。

上述のように、GMOは収穫効率を上げるために劇薬に対する耐性を備え、殺虫毒生成機能を備えています。GMO食品のリスクとグリアディンのリスクによるクロスリアクションが指摘されています。

GMO小麦については、ラウンドアップレディーの遺伝子組換小麦は既に2000年初頭に開発され、モンサント社は米国とカナダでの生産を計画していました。

米国での生産申請は、米国民が猛然と反対したにもかかわらず承認されました。しかし、カナダでは、激しい国民による反対運動に政府が負け、カナダ政府は遺伝子組換小麦の生産を断念しました。

米国産・カナダ産小麦の最大の輸入国であった当時の日本の食糧庁と製粉業界は、モンサント社に対して、遺伝子組換小麦の生産を始めたら輸入先を変更すると警告しました。

そのため、米国内の小麦生産者からも先行き不安という意見が続出し、2005年、モンサント社はGMO小麦の米国における生産も断念しました。

しかし、将来、金融資本権力集団の世界経済支配の進展によって、米国・カナダでGMO小麦の生産が始まり輸入小麦が、GMOモダンウィート(遺伝子組換現代小麦)になる可能性あります。

今後の成り行きを注視する必要があります。

 

ポストハーベストによる農薬被害

 

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A vessel carrying about 60,804 metric tones of wheat from Ukraine

もう一つの要因はポストハーベストによる輸入小麦の農薬汚染です。

毎年約600万トンの小麦が日本に輸入されています。

小麦は腐りにくいので、ほぼすべてが船で運ばれます。

船に積まれた小麦は、輸送中の虫の混入やカビの発生を予防するため、農薬が散布されます。これを「ポストハーベスト」といいます。

毒性が強すぎる理由で使用を禁止されているような農薬が散布された小麦も少なからず輸入されています。

いったん小麦に塗布された農薬を完全に無害化することは困難で加工製品になれば消費者が区別するのは不可能です。

この残存農薬リスクとのクロスリアクションも指摘されています。

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いかがでしたか。今回は、近年、日本でも急激に増えているグルテン不耐症の増加原因について考察しました。

上図のとおり、1950年から2021年までのたった70年間で世界人口は約3倍になりました。現在は78億人です。人口増加に比例して急増した食糧需要。食糧供給を可能にするために進められた食の産業化。生産効率、収穫歩留まりを上げるためにさまざまな技術が開発され、遂に遺伝子組換技術が産業化に利用される時代になりました。

産業化による収穫量激増の一方で、食の品質劣化・有害性の増大に対する懸念が年々大きくなっています。

最後までお読みいただきありがとうございます

 

エムケイコンサルティング 秋月

 



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