便器の蠅
タイトル写真はオランダのアムステルダムスキポール空港( Amsterdam Airport Schiphol)の男性トイレの小便器です。
便器の中をよく見ると、何か黒いものが…
よくよく見ると、一匹のハエの絵が便器に描かれています。
これが有名なスキポール空港の便器の蠅です。
便器にハエの絵を描いておくと、男性が「ハエを的に定めて狙おう」という気持ちで用を足すので床に散る小便がおおいに減って空港のトイレ清掃費が80%削減できたという 効果覿面のスキポール空港の便器の蠅です。笑
ナッジ理論
『便器の蠅』の話は、ナッジ理論の代表例として用いられています。
2017年にノーベル経済学賞を受賞した、アメリカの経済学者で行動経済学の第一人者、リチャードセラー教授(Richard H. Thaler;シカゴ大学教授)が、2008年の共著『Nudge:Improving Decisions About Health, Wealth, and Happiness(邦題;実践 行動経済学)』の冒頭でナッジ理論の例として『便器の蠅』を記述しました。
「従来の経済学では、人間は理性的(感情に流されない)で合理的(無駄がない)だとされ、自己コントロールできてコンピュータのように計算できると仮定されているが、人間は必ずしも理性的で合理的ではなく感情的に行動する場合もある」というのがセラー教授の仮定です。
そう仮定して、人間行動を観察して既存の経済学では解明できなかった経済現象のメカニズムを心理学を応用して解明する学問『行動経済学』を確立しました。
ナッジ(Nudge)は「肘でちょっとつつく」という意味です。
人間は行動を起こす際に何らかの感情的な意思決定をします。行動経済学では、「こちらが意図するように人間を行動させるために、人間に感情的な意思決定をさせる手段を講じる」という理論がナッジ理論です。
下の写真もナッジ理論を実践した有名なイギリスロンドンのタバコの吸い殻入れです。
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ロナルド メッシ
タバコのポイ捨てがほぼ無くなったそうです。
ワクチンビジネス
昨今、その是非をめぐる論戦が絶えないワクチン接種問題。著名な専門科学者の意見は是と非に真っ二つ。従来のワクチンとは比較にならない多数のワクチン接種後死亡者。接種による副反応・副作用に対するメーカ賠償責任免除。十分な治験にもとづく安全性が認められていないにもかかわらず、国と企業が一体になって推し進める実質的強制接種。そして、何よりも、いまだに存在証明されない病原体『SARS-CoV-2』。重症化してるのは、質の悪い新型インフルエンザだろうという意見もちらほら。
では、このワクチン騒動はいったい何なのか?
腑に落ちる答えはただ一つ。
ワクチンビジネス
ナッジ理論を使ったマーケティングを展開しているワクチンビジネスだというもっともらしい意見が噴出しています。
周りの人に感染させないようにワクチン接種!
感染予防のためにワクチン接種!
重症化しないためにワクチン接種!
恣意的に感染者数・接種率・重症化数・死亡数の数字を上げたり下げたり
『ロックフェラーが意図するように人間を行動させるために、人間に感情的な意思決定をさせる手段を講じる。』
まさにナッジ理論じゃありませんか。
戦争ビジネスよりもはるかに儲かるというワクチンビジネス。
乞食三日どころか、一回やったらやめられないそうだ。笑