オミクロン株の影響で色々起きて仲間たちもバタバタしています。noteを見ると竜さんが懐かしい動画をピックアウトしていました。
近代借金経済システムの根本原理を詳細に説いているとても意義ある動画だと思いますが、動画だけでは読まれる方々に申し訳ないので、竜さんにページを譲ってもらって、彼がみなさんに伝えようとする「マネー主義世界の虚構」を少し話そうと思います。
1999年に公開された仮想現実空間を舞台にした映画「マトリックス」を覚えておられますか。2000年以降現在に至る金融資本権力集団のシナリオを暗示するような映画が1999年に公開されたのは偶然ではないと思います。
映画の仮想現実空間を現実世界とすれば、
「地球温暖化・COVID-19パンデミック・COVIDワクチン・オミクロン株など、これらすべてのイベントはシナリオがある虚構の世界である。」
という仮説が成立します。
つまり、
⚪人類の化石燃料を使った経済活動が宇宙環境の中にある地球の温暖化の原因だというのはあまりに短絡的であり、温暖化は地球寒冷化の一過程であるとも立証できる。
⚪COVID-19パンデミックを引き起こす病原体とされているウィルス「SARS-CoV-2」の存在証明は未だにされていない。
⚪存在証明されないウィルスのmRNAワクチンが作れる理由がない。
⚪オミクロン株はワクチン接種者の体内で現出した変異株であり、ワクチン接種をしなければ現出していない。
したがって、「地球温暖化・COVID-19パンデミック・COVIDワクチン・オミクロン株など、これらすべてのイベントはシナリオがある虚構の世界である。」という仮説が成立する。
否とするのであれば、反証し討論すべきだが、国も企業も一切の反証を示さずひたすら「仮説」を削除し続けて無理を通して道理をひっこめています。言い換えれば、仮説に対する立証と反証を繰り返して成立する科学を国や企業が否定して虚構を容認するような行為を繰り返しています。
金融資本権力集団による、1980年代に始まり2000年以降露骨になった上述のような虚構世界のシナリオは、1970年代のスミソニアン体制崩壊後顕著になりました。
つまり、戦後の英国スターリングポンド、その後の米国ドルの基軸通貨としての弱体化が法律だけが頼りの詐欺的通貨発行システム、いわゆる管理貨幣制度への不安を高め、金融資本権力集団による世界経済支配体制の確立を急いでいるということになります。
1945年の敗戦後、金融資本権力集団の完全植民地となった日本が虚構世界のシナリオの中で草刈り場になったのは必然であり、かっての日本人のように欧米人の胆力を凌駕する政治家が出現しない限り現状は変わりません。
18世紀にロスチャイルドが完成させた「負債としてのマネーシステム」は借金経済システムの根本原理となり、7年戦争に勝利した英国で始まった産業革命によって、19世紀には、あらゆる経済活動に多額の負債を必要とする近代借金経済システムが確立しました。
20世紀末期から現在までには、拡大した実体経済を建前にして、4倍5倍と乖離した異常な金融経済という虚構を現しました。
今、私たちは、霊長類たる人間の崇高な精神が欠落した、ただの物欲に駆られた人間たちが作りだした虚構の世界の中にいます。
虚構の世界では、職域接種のような理不尽・不条理を強いられます。
あなたが理不尽・不条理の圧力を跳ね返せるかどうかを簡単に判断する方法をお教えします。
1)財布の中のクレジットカードを全部取り出して破棄してください。
2)あらゆる有利子期日ローンを止めてください。
できる人は跳ね返せます。できない人は跳ね返せません。金融資本権力集団が人民に着ける借金経済の足枷はローンとクレジットカードによる負債です。その足枷が虚構世界のすべての理不尽・不条理に従わざるをえない原因です。
ちなみに、ご存じの方も多いと思いますが動画に登場するゴールドスミス家は実在の家族で現ゴールドマンサックスグループを支配している一族です。フランクフルトのユダヤ人ゲットー(居留地)で、ロスチャイルド家の隣に住んでいた金細工師です。ロスチャイルド閨閥の主要家族です。近年で有名なのは映画007のジェームズ・ボンドのモデルだとも、ボンドに対峙する敵のモデルだともいわれたジェームズ・ゴールドスミス(1933 - 1997)で財政家としての評価はABCランクのダントツAと言われていました。当時、財政家として名を列ねていたのがドナルド・トランプで、彼の評価は番外Dでした。但し、財政家の評価は非情・冷酷・残忍であるほど高ランクです。(笑)
ということで、動画「Money As Debt(負債としてのお金)」をお楽しみください。
ジェームズ・ゴールドスミスはこちらの記事に登場しますから楽しんでください。