<ご質問> ライスミルクって何ですか? 最近ライスミルクっていう飲み物が話題になっているようですが、これっていったい何ですか?お米を液状にした白い液体で健康に良いとのことですが、どうしてミルクっていうのです?牛乳とお米では栄養価も味も異なるし、よく分からないので教えてください。(2015/1/7 広島県 女性)
ライスミルクは牛乳の代替えミルクです。 お米と水をミキサーすれば簡単にできます。安あがりで簡単に作れるので欧米のベジタリアンが好んで摂取するようになった食品です。 味は個人の好みですが、それ自体はさほど美味しいものではありません。 日本では正しい食品情報が伝わっていませんが、欧米では1980年頃から数十年を経て牛乳の健康被害が周知されるようになりました。 牛乳の代替ミルクとして豆乳の需要が増加しましたが豆乳の健康被害が次々と報告されたために豆乳に替わる植物ミルクの需要が起きました。 その結果、アーモンド、カシューナッツなどのナッツ類やライス、ヘンプ、ココナッツ等々いろんな植物を使った代替ミルクが市場に出回り飲料よりも料理やお菓子作りの牛代替ミルクとして消費されるようになりました。 元々牛乳の代替品として需要の起きた食品ですからアーモンドミルク、ライスミルク、ヘンプミルク、ココナッツミルクなどミルクと呼称するようになりました。 欧米市場では味覚的にアーモンドミルクが一番人気があります。 日本では、欧米で深刻な健康被害が出ている牛乳や豆乳の情報を消費者には一切流しません。 多くの日本人は、「牛乳や豆乳の健康被害が欧米で起きたのでアーモンドミルクやナッツミルクなどの植物ミルクが販売されるようになった」という根本的な理由を知りません。 |