どうして日本はマーガリンを販売禁止にしないの? 2015/2/17
最近バターの在庫が無くてマーガリン需要が増えているようです。これだけ騒がれてショートニングやマーガリンがなくならないのはどうしてでしょう。どんな利権が隠れているのか、コメ利権よりも肉利権の方が大きいということですか。
知りあいがマクドナルドでアルバイトをしていますが未だにショートニング使っているようでそれもすごいですね。アメリカとヨーロッパのマックでは使用禁止なのでアメリカさんからの圧力ですかね~イエローに毒を回してしまえ的な…おそろしいですね。
メールをいただきありがとうございます。トランス脂肪酸の問題ですね。マーガリンやショートニングはトランス脂肪酸の塊です。
摂取し続けると血管疾患リスクが大きくなるためWHO世界保健機関が1日1%未満摂取を発表して社会問題化しました。量にすると1日約2g未満です。ちなみに、ファストフード店のフライドポテトMを食べると約5g摂取になります。欧米では多くの国がトランス脂肪酸含有量表示義務化を進めましたが、政権ではなく経団連が支配する日本では法的規制はありません。
それどころか、マーガリンはバターよりも健康的な食品だと誤想させるテレビCMを流し続けています。日本人の心筋梗塞や狭心症などの心血管疾患が増え続けている大きな原因です。
「これだけ騒がれてショートニングやマーガリンがなくならないのはどうしてでしょう。」というお話ですが、それは経団連を組織している日本の大企業のトップと大株主が日本の消費者の健康よりも彼らの利益を最優先に考えているからです。
トランス脂肪酸は、パンやケーキやクッキーなどのベーカリー食品、菓子、スナックなどに大量に使われています。
ファストフードのフライドポテトはトランス脂肪酸の油を使って揚げることによって、人気のシャクシャク食感をだしています。欧米のファストフード店では使用禁止になっていますが、日本では大手ファストフード店で使い続けています。