1837年、スイスの教師ロドルフ・テプファーは「Mr.Vieux Bois」というキャラクターの冒険を描いたイラスト付きのストーリー集を出版しました。現在のマンガのような吹き出しなどは無く1ページに大きなコマ割りがありそこに描かれた絵と枠外に書かれたキャプションによって、登場人物の行動やセリフが表現されている。それまでに見たこともないような絵は人々に驚きと感動を与えました。 それは世界初のコミックブック(コマ割りの漫画)の誕生でした。 セリフの吹き出しなどはまだ発明されておらず 枠外に主人公のセリフなどが書かれています それから200年の間に漫画は「ニッチな媒体」から「総合的なストーリーテリング・デバイス」へと進化しました。 マンガ作りにかかわる全ての人々(作家、ペンシラー、インカー、レタリング、カラリストなど)は象徴的なキャラクターを生み出し、より深いテーマを作りだすことで、ポップカルチャーとアートの境界線を曖昧にしてきました。 |