火星探査チームへの敬意をこめて:2020 年、NASA は火星に生命の痕跡を探るべく惑星探査機「ローバー」を打ち上げます。これは人類の活動領域拡大へ向けた技術テストも兼ねています。ローバーのデザインと多様な機器の最終的な設計にはCAD を用いますが、革新的なロボットアームとズームカメラの構想を練るためにモティーフスペースシステムズ社のチームが製図に使用したのはブラックウィングの鉛筆でした。
この製図を元に製作されたパーツは2018 年に入ってまもなく、ローバーへ搭載されるべくモティーフ社からNASA へと受け渡されました。
かつてライト兄弟が包装紙に描いたスケッチ、キャサリン・ジョンソンによる輝かしい計算式といった”思いが形に変わる”歴史的な序列に、2020 年にはこのドローイングも加わることでしょう。鉛筆によって人類を空へ、宇宙へ、さらにその先へと到達させたものとして。
ブラックウィング4は、太陽系第4惑星「火星」そして2020 年のローバーミッションへのオマージュ。火星の地表から着想を得た砂丘色の木軸と砂状のテクスチャーに、ブロンズの金具。それらにあわせたクリーム色の箔押しと消しゴムがついています。スケッチやデザイン描画にピッタリなSOFTGraphite(4B程度)を採用しています。
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