見えざる支配6 イルミナティ世界征服ってなに? 金融エリートに変貌した秘密結社 2014/5/6 TPP(現CPTTP)をめぐる問題の1つは、ISDS条項です。(Investor‐State Dispute Settlement;投資家-国家間紛争解決) 主権国家は環境保護・食品衛生・薬価上限・知的財産に関する国内法に基づく決定、公益事業に関連する規制など様々な規制を設けていますが、 ISDS条項によれば、それらの規制が企業の将来的収益を損ねると判断されるか、または、TPPの取り決めに違反している場合、その企業がその損失の賠償などを求めてその主権国家を訴えることが可能になっています。 つまり、国を経済支配してグローバル企業権力集団を傘下にする国際金融資本権力集団は、一国の法律も変える力で国民主体の民主主義(デモクラシー)を否定して巨大企業権力集団主体の企業主義(コーポレートクラシー)の世界を実現しています。 「一国の法律などはどうでもよい」 どこかで聞いたセリフです。 ”GIVE me control of a nation’s money supply, and I care not who makes its laws.”So said Mayer Amschel Rothschild, founder of the Rothschild banking dynasty. 「私に通貨発行権を与えなさい、そうすれば誰が法律を作ってもよい。」マイヤー・ロスチャイルドの有名な言葉です。250年前の彼の言葉通り、主要国の通貨発行権を掌握したロスチャイルド家を核とする金融マフィアは世界を経済支配しました。 トランプ大統領の公言した「ディープステート」、米国ロックフェラー閨閥と、欧州ロスチャイルド閨閥、二大金融資本権力集団を核にして世界の王族・貴族・時代の権力者が混然一体となって金融マフィア(国際金融資本権力集団)が形成されています。 この勢力は、米国では影の政府・カバル・イルミナティ・エリートなどと呼ばれマネー主義世界のヒエラルキーの頂点に君臨しています。 【豆知識】 1954年5月、オランダのビルダーバーグホテルに影の世界政府といわれる勢力約150名が集結しました。世にいうビルダーバーグ会議の始まりです。集結したのは、世界的影響力のある政府その他の機関代表者や企業代表者で多くはユダヤ系ホワイトでした。 主たるは、 ロスチャイルド家、ロックフェラー家、ヨーロッパの全王室、 (CFR;Council on Foreign Relations)、 (RIIA;Royal Institute of International Affairs/Chatham House) です。 この勢力と所謂イルミナティーと呼ばれる勢力は根源的には同じものです。 | 彼らが唱えるマネー主義世界の金融エリートとしてヒエラルキーの頂点に君臨しています。 FRBドル札に印刷されている未完成ピラミッドのプロビンスの目。このプロビンスの目が世界を支配する金融マフィアの象徴です。金融エリートをトップに7つの階級に区別されます。 1 Financial Elite 金融エリート(国際金融資本権力集団) 2 Central Bank of Banks 国際決済銀行(BIS; Bank for International Settlements) 3 International Central Bank 各国中央銀行 4 Big Banks 各国メガバンク 5 Corporatocracy 巨大多国籍企業権力集団 6 Government 各国政府 7 People 人民 金融エリートというのは、問題のイルミナティを含む国際金融資本権力集団のことです。日本や米国のように経済植民地化した国に、日本銀行やFRBのような中央銀行を置き通貨発行権を持っています。 紙幣を無制限に発行できる信用創造通貨制度(管理貨幣制度)の下で借金経済システムを構築。 マネー主義の下、彼ら1%の支配者と残り99%の被支配者から成るNWO世界新秩序なる世界支配システムの実現を目指す金融マフィアのことです。 7階級ヒエラルキーは、下から上へ階級が上がります。人民の上が政府です。面白いですね。下から2番目、上から6番目です。政府の上がメガグローバル企業権力集団、その上がメガバンク、その上に中央銀行。 いかがですか?義務教育を受け始めた時から、小学校で、中学校で、高校で、大学で、そして職場で、洗脳され続けてきた人々にとっては???かもしれませんが、これが現実です。 マネー主義経済の中では、すべての巨大グローバル企業を支配するのはメガバンクであり、メガバンクを支配するのは中央銀行です。そして、政府は金融マフィアのマネー収入なしには存続できないということになります。 安倍さんが、国民ではなく金融マフィアの顔色を窺いながら金融マフィアのために売国政治を続けた構図がよく分かります。 彼らの民主主義とはデモクラシーではなくコーポレートクラシーです。民主主義ではなく企業主義つまり資本家主義です。 さて、イルミナティの歴史ですが、上述の金融エリートを代表するロスチャイルド家の初代マイヤー・アムシェル・ロートシルトが、18世紀にヴァイスハウプトに結成させた秘密結社がイルミナティです。米国独立戦争が始まった翌年1776年5月1日に現在のドイツ連邦バイエルン州にあったバイエルン王国でヴァイスハウプトがイルミナティを創設しました。 このヴァイスハウプトと1775年から始まったアメリカ独立戦争の英雄であり米国初代大統領ジョージワシントンが同一人物だったと言われています。ワシントンはフリーメイソンのメンバーでした。当時、フリーメイソンのメンバーでイルミナティに参加していたメンバーが多かったというのもうなずけます。 $1紙幣の裏にプロビンスの目、表にワシントンという挿入が頷ける歴史です。ワシントンが創ったイルミナティの金融エリートが支配する米国の紙幣てなサインですね。 ちなみに、ロスチャイルド、ロックフェラーらによる明治クーデターから後、金融マフィアに通貨発行権を渡した後、日本銀行発行紙幣に印刷される日本人は、ほとんどがフリーメイソンだということはよく知られています。 福沢諭吉、野口英世、新渡戸稲造など。紆余曲折の人生を経てホームレスから日銀に入行して日露戦争の戦費をロスチャイルド閨閥のシス家から調達した?というより金もないのにロスチャイルドの仕組んだ戦争シナリオにまんまと嵌った明治政府の借金窓口担当者、高橋是清も印刷されています。このロスチャイルドとの癒着が原因で血気盛んな青年将校によって、二・二六事件において、赤坂の自宅二階で暗殺されました。
秘密結社イルミナティが創設されたのは1776年。秘密結社フリーメイソンリーが創設されたのは16世紀以前だとされます。イルミナティの理念は過激で、この秘密結社ができた頃からフリーメーソンの体質も変化したといわれています。このイルミナティのスポンサーだったロスチャイルドがフリーメイソンも支配し混然とした金融マフィアに変貌してゆきます。 その後、イルミナティは、1783年にアメリカ独立戦争が終結した翌年の1784年に、創設の地、当時のバイエルン王国で活動禁止となり、翌1785年にローマ教皇に異端とされて消滅したことになっていますから、歴史どおりなら既に存在しない結社なのです。しかし、それは歴史上の話ですから、思想は引き継がれ金融エリートに変貌したということでしょう。 秘密結社フリーメイソンは、その名のとおり中世のギルドに始まる石工組合でしたが18世紀には石工の権利を主張するだけの組合ではなく、その時代の権力者が集まる秘密結社となりました。バスティーユ牢獄襲撃に始まるフランス革命勃発の首謀者がフリーメイソンのジャコバンクラブであったことや、メンバーの軍人ジョージワシントンらによってアメリカが建国されたことなどはよく知られています。 フリーメイソンを機能させる2大機関はグランオリアンとグランドロッジです。今も東京タワーの隣にスクウェアコンパスと呼ばれる大きなマークがあちこちに施された東京グランドロッジの建物があります。 ちなみに、この組織の広報担当が日経傘下のテレビ東京、傀儡が グランドロッジやテレビ東京が在る赤坂一丁目から六本木一丁目にかけての複合施設地帯をアークヒルズ(ARK Hills)と称する理由がお分かりだと思います。もっともらしい名称由来を述べていますが、そもそもは 旧約聖書にある契約の箱(ark of the covenant)が由来です。金融マフィアによる日本支配を象徴する場所です。 ご存じなかった方は、六本木三丁目にあるテレビ東京本社ビルを見学してみてください。ユダヤ系金融機関が犇くビルの地下駐車場にスーパーカーがズラリと並ぶ異様な光景を目の当たりにできます。よろしければ、ついでに金融機関を訪ねてください。直観力のある方なら、その佇まいの異様な臭気を感じ取るはずです。 日本金融支配の構図、亡国のシナリオ、それに与する面々の姿が見えてきたのではないでしょうか。 これから、もっともっとハッキリと見えるようになります。 さて、タイトルの「イルミナティの世界征服の陰謀ってなんだろう?」ですが、イルミナティという秘密結社が現在は金融エリートと称する金融マフィアに変貌していることはお話したとおりです。 金融エリートというのは、今のところ、実質的に世界支配している国際金融資本権力集団のことです。彼らの世界支配は、EU(欧州連合)のように、現存の国家権力を奪い、国境のない統一世界を樹立することによって完成します。欧州連合はその実験であり、通貨は欧州中央銀行によってユーロドルが発行されます。つまり、加盟国の通貨発行権を掌握します。域内20か国で流通しています。金融行政権は国家から欧州議会へ移ります。つまり、乗っ取られます。 欧州議会議長の英語表示は president of the European Parliament だということをご存じですか?彼らの世界政府計画が言葉に表れています。議長=大統領です。 同様に、経済共同体という理由でエリアブロックが形成され、通貨統一に始まり最終的には国家権力が無力化して征服されます。 しかし、世界政府樹立計画に暗雲が広がっています。実体経済と大きく乖離した異常な金融経済や資本家と労働者の極端な経済格差社会。管理貨幣制度という銀行というペテン。金融マフィアに都合の良い経済学のペテン。世界金融恐慌というペテン。戦争というペテン。多くの人々が金融マフィアの200年来のさまざまなペテンに気づき、検証し、様々な嘘を発見して暴露した結果、彼らに立ち向かう勢力が拡大しています。 250年に渡る国際金融マフィアの経済的世界征服計画は、世界中のグローバリストによって着々と進み達成目前ですが、自由を求める人々はグローバリストに闘いを挑んでいます。 【豆知識】ヘッダーのイラストについて これは8世紀にカール大帝によって建設された北ヨーロッパ最大の「皇帝の大聖堂」と呼ばれているドイツのアーヘン大聖堂に見られるプロビデンスの目がです。 キリスト教に関わるさまざまなオブジェには「プロビデンスの目」と呼ばれる「三角・左目・光背」の意匠がよく使われています。 この意匠の起源を探った記事も投稿されていますから、ご興味ある方はご覧ください。 | |