2019.11
先日、日本橋(三越前駅直結)に話題の外資系書店がオープンしたとのことで視察に行ってまいりました。そうです、巷で話題の台湾発大型書店「誠品生活」の日本一号店です。
”暮らしと読書をつなぐ文化発信”をテーマにして書店+生活雑貨+飲食店がならぶ大型の店舗で、飽きのこないバリエーション豊かなショッピングモールとなっています。 本国の文具をはじめ内外から集められた文具や雑貨が並び、中にはガラス工房で吹きガラス体験もできるアミューズメント要素もしっかりと兼ね備えてモノ・コト消費に対応していました。 もともと日本文化の発信エリアの日本橋に新しい風を吹き込んでくれたようです。 多くのお客様でにぎわう店内を見ていると、昨今元気のない書店や文具店も提案の仕方では伸びるのではないかと期待感のもてるお店つくりでした。
近いうちに2号店3号店と開店しそうですね。 さて、ところ変わって同じく日本橋(日本橋駅直結)エリアの新名所で、先ごろ1周年を迎えた高島屋新館内にある書店「ハミングバードブックシェルフ」は前述の誠品生活とは真逆のコンセプトをもつ異色のお店です。 おそらく日本初の“本棚専門店”です!!
生活の一部として本があり、読まれていない間はその本がインテリアとなり壁紙になるそのための本棚。本が主役のお店。 読書が好きな人にはたまらないコンセプトショップですね。 ここには様々な大きさのオリジナルデザイン本棚が並んでいますが、その一角には本棚にすでに本が並んでいるこーながあります。そこは“テーマごとに選書された本+本棚”のセット売りという斬新な“商品”ありました。 もともとこの会社は雑誌、書籍の編集から書店のプロデュースをしていて本の目利きのプロが選書しているとのことです。
アイテムを絞り込み、知る人ぞ知るこのお店は本好きのお客様に支えられ、また珍しいもの好きのお客様も多く訪れるついつい長居したくなる良いお店でした。 雑貨も厳選した書籍関連のブックエンドや栞などからステーショナリーが並んでいます。広い店内に統一された棚やテーブルが並んでいるので明るく買い回りがしやすい売り場になっています。 入居する高島屋の新館は全体的にゆったりとした売り場作りになっていてオープン当初も混雑はするもののゆったりと見て回れるようになっていました。 *現在の営業状況、取り扱い商品や在庫状況はお店にご確認ください。 |