≪ 概 況 ≫ 外食産業の市場規模は平成22年23兆6450億円で料理品小売業を含むと29兆3609億円でした。本年6月に出された平成23年の推計値は下記の通りで料理小売業を含んで28兆8265億円で前年比1.7ポイント減少しました。これで平成20年から4年連続して前年割れしています。 総務省統計局資料によると外食産業の事業所数は飲食店673458、テイクアウトデリバリー飲食サービス業47039、料理品小売業24892で3業態合計74万5389事業所となっています。 又、同局家計調査資料によると平成22年の1世帯の1年間の外食支出額16万24円、調理食品支出額9万465円で合計25万489円で食料支出額77万2546円の32%(外部化率)になります。 近年ますます消費者の節約志向が高まり外食支出額も減少傾向にあり企業の経費節減により法人需要も年々減少しています。そのため料亭・バー、居酒屋、各種料理店など不要不急の業態に対する需要は更に減少すると同時に少子化高齢化による人口動向によって外食市場が更に縮小することも予測されます。 ※ 米国市場規模・各国の外食消費者動向は下記参照 |